会員しか持てないカード

会員しか持てないカード

2013年4月から 週2回コンスタントに 運動を続けてきた 高齢者の運動グループ。 今年度も元気に継続。 会員しか持てないカードが 写真に掲載しているものです。 各地で介護予防の総合事業が 行われ始めていますが、 このグループは宣伝もせず、 ひっそりと口コミだけで 会員が増えていきました。 本日で386回目。 「よく続いているね〜」 と本人達はおっしゃってますが、 それは"教えてらもう"という 受け身ではなく、 『自分たちでできることは  自分たちでする』 というマインドがあるから。 (独自に創った運動グループ 立ち上げマニュアルがあります) 今日も 「4月◯日は運動終わったら  花見するかね〜」 と今日も自分たちで 企画してました。...
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集まれる場所づくり

集まれる場所づくり

「集まれるところがあるのは  ありがたいね」 お正月のせわしさも落ち着き、 高齢者運動グループの活動も 始動しました。 メンバーからは 「動いてないと体の感覚が違う」 「週2回の運動の日で曜日を  確認しているから、正月中は  日にちがわからなかった」 などという声も。 久々に再開し、年末年始にあった ニュースや若い頃のことをネタに、 結局笑い話にもっていく。 「今度3人でラジオでもやるか」 とまで話していましたが、 半分ほどは「ピー」と音を 入れなければならないかも…。 ただ、ホント面白いです。 「体を動かして笑いあって、  集まれるところがあるのは  ありがたいね」 とは、運動教室参加第1号の 女性の言葉。 大勢がいいとか少人数がいい とか、年齢云々でもなく、 その方々にあった環境を 用意できるかがカギです。 ...
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ボッチャが創り出した笑顔と会話

ボッチャが創り出した笑顔と会話

「んっ?誰か来たよ」 高齢者の運動グループの方々が 窓の外を見て言いました。 「え〜っと、どれどれ」 と私が外を見てみると、 数ヶ月前に入院していた Aさんでした。 「あら、Aさんですよ」 と皆さんに伝えると 「え〜〜〜!」 という反応。 それは、Aさんが手術をして 体力がかなり低下したようだ と皆さん聞いていたからです。 そのAさんが、在宅酸素療法の 携帯ボンベを右手で引きながら 一人で会場にやってきたのです。 「家の中だけいると脚が弱るから、  時々散歩してるんだ。  ところどころに座って休むけど。」 とニカッと笑いながら言いました。 フーフーと息を吐く姿に、 皆さん「たいへんそう」という 印象は持ったようでしたが、 久ぶりに話せて安心したようです。 そのAさんがやってきた時間、 これからボッチャをやろうとしていた ところでした。 ボッチャはパラリンピック種目にも なっているユニバーサルスポーツです。 [参照] https://youtu.be/j_G3GBfj_0Q ボールを転がすことができれば 一緒にできることもあって、 「あら、これだったらAさんも  できるんじゃないの?」 とあるメンバーが声をかけました。 たぶん始めて見るボッチャに どんなふうに動くのかイメージが つかない様子だったAさんですが、 デモを見せると、これくらいだったら やれる(歩いてくるくらいですから) と思ったようで 「どれ」 とボールを持って転がしました。 簡単そうに見えるのに 思った所へうまく転がらず、 「あれ?うまくいかないもんだね」 と笑顔が見え始めました。 チームメイトから 「ほら、Aさん、あそこのボールの  間を狙って」 と言われれば、 「頭ではわかってるんだよ、頭では。  でもさ、わかるだろ?」 「うん、わかるよ(笑)」 と微笑ましい会話が続きます。 全身をダイナミックに動かすこと だけがスポーツではありません。 スポーツの語源には『気晴らし』 という意味もあります。 家にいる時間が長かったり 一人で散歩することが多かったり するAさんにとって、 ボッチャは対等に動いて話して 茶化し合える環境を創りました。 それにしても、 ボッチャを持って行って良かった。...
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1ヶ月の実習生受け入れが終了

10月始めから昨日までの約1ヶ月間、 運動指導分野の学生さんを 実習生として受け入れていました。 1週目の見学から始まって 2週目に運動指導の補助、 3週目から実習生がメインで 運動指導を計画・担当し、 フィードバックを参考にしながら 4週目で再度計画と担当。 「1ヶ月って長いな〜」 と感じる方がいるかもしれませんが、 ホントあっという間でした。 実習する学生さんは、 運動指導をする他に見学の記録や 日誌、運動指導の計画と反省など たくさんの書類があるなか、 こちらが助言したことや 現場で気付いたことを元に 日々進化していきました。 4週目になると、こちらから 「やってみてどうだった?」 と聞く前に、 「今回はこうすればよかったです」 「あれは、ちょっと早すぎたと  感じました」 など自分から話すようになりました。 セルフフィードバックですね。 当方の仕事は、 障がいのある小学1年生から 90代の高齢者の運動指導、 障がいのある方の運動に関する 勉強会や研修の担当、大学の授業 と多岐に渡ります。 「混乱しないだろうか…」 という心配はヨソに、 気づきを得ながら楽しくできた ようです。 ちなみに、実習最終日の大仕事は 訪問先の事業所でハロウィンの コスチュームを身につけ、 なぜか、そこのスタッフの先頭に 立って併設クリニックにお菓子を せがみに行くことでした(笑) ※写真は出陣する姿 無事にその任務も遂げたので 実習修了証を手渡しました。 ウチへ実習に来ると、 変わった任務が“関係先から” 1つ2つ追加される可能性が 高いです。 「それでも実習したい!」 という場合は、社会人さんも メッセージでご連絡ください。 実習希望理由をお聞きした上で お受けできるか判断致します。 ちなみに、実習は無料では ありませんので、 「タダでやらせてください」 という方は、最初から無料で 引き受けてくれる優しいところ へご相談ください。 「それでもやりたい!」 という覚悟のある方は、 今すぐご連絡ください。     ↓ 意気込みを伝える ...
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自分達の健康は、自分達で守る!介護予防グループ『健脚会』

今や『4人に一人』、都市部から離れた地域では 『2人に一人』に近い割合で高齢化が進んでいる現在、 声に出していなくても、 「歩けなくなりたくない」 と思っている方は多いのではないでしょうか? もしかしたら、 「またしっかり歩けるようになりたい」 と密かに思っている方もいるでしょう。 そんな想いから、 「よし、運動するぞ!」とジャージを新調し、 タオルを首に下げて歩いたり筋トレしたり した方もいるでしょう。 いかがですか? 今でも続いていますか?  ・  ・  ・  ・ 苦笑いしている方もいらっしゃるでしょうか? そんなあなたに続けるコツを教えましょう。 それは、『誰かと一緒にやる』ことです。 2013年4月16日に仙台市泉区で立ち上がった 介護予防グループ『市名坂健脚会』には 運動を継続できる仕組みがあります。 ★健脚会の3つの特徴★ ①「変わらぬ安心感」 と 「今日はなんだろう?」というドキドキ  (いつもの下肢筋力トレーニングと ゲーム性のある運動の組み合わせ) ②いつもの仲間と共に  (ひとりじゃないから「続けて行こう」 という気持ちになれます) ③運動だけじゃない (生活に関するミニ講座や食事会を   することもあります) プロのスポーツ選手は試合で華やかなプレーを 観せてくれますが、彼ら彼女らは日々の練習で 基礎トレーニングをしっかり行なっています。 基礎はとても大事です。 ですが、『大事なこと』ほどつまらないことが多いです。 しかし、それを続けるコツがあります。 それは、『誰かと一緒にやる』ことです。  体力低下予防、転倒予防、閉じこもり予防のため。 医療体育研究会の2014年度『年間最優秀事業賞』 にも選出された健脚会に参加してみませんか? 健脚会メンバーからは 次のような声が聞かれています。 ●「体が動かしやすくなった」 ●「今まで坂道はおしりを押してもらいながら登っていたのに、 一人で登れるようになってお嫁さんにビックリされました」 ●「この間、久しぶりに近所のスーパーへ買物に行ってきたのよ」 参加費は初級『教室タイプ』が1回500円。 中級『サポート付き自主グループ』が 週2回参加の方で月会費5,000円、 週1回参加の方は月会費2,500円です。 (この会費も自分たちで決めました) 「最初から会費5,000円出しても  続けられるか不安...」 という方は、まず1回500円の教室に 参加してみてください。 その1回で体を動かす爽快感や 仲間と一緒に笑い合う心地よさを まずは感じ取っていただければと 思います。 それで「なんかイイな〜」と思ったら ステップ2として2〜3ヶ月程、 週1〜2回のペースで通ってみてください。 これを話すと 「えっ!毎日しなくていいんですか?」 と言う方がけっこういらっしゃいますが、 最初はこれくらいのペースで大丈夫です。 体を強くするには『休息の仕方』も 大事なんです。 (詳しくは教室でお話しています) また、筋力アップを感じられるのが 運動開 始から2~3ヶ月後に多いというのも 初期継続期間のオススメの理由です。 この段階で日常生活に変化が感じられたら ステップアップとして自主グループメンバーと して継続参加すればよいでしょう。 実際、もう3年ほど週2回ペースで運動している 方々がいるのですが、自身の通院や家の用事で 1〜2回休むと「なんか体の調子がイマイチ」 とおっしゃっています。 『自分たちの健康は、自分たちで守る』 これが健脚会のモットーです。 「このような会を自分たちの地域にも立ち上げたい」 「グループのサポートに関わりたい」 という方も含めてお気軽にご連絡ください。 お問い合わせは今すぐこちらからできます。...
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