先日、宮城県立こども病院の愛子ホールで開催された「宮城県療育懇談会」に参加してきました。
 今回のテーマは”楽しく行こう支援学校”。まずは養護学級での取り組みやその親御さんの発表。教育現場に医療的ケアを取り入れる過程やそれによって得られる家族の安心感と期待を知ることができました。さすが思ったのは学校の先生の発表。途中、ヒーロー者に変装し、笑いを取る場面がありました。これは学校で教員をしているからこそ出てくることだと思います。私たちリハビリテーション体育士も教育の視点は持っていますので、場を盛り上げるためにいろなことをしかけます。まれに場をしらけさせてしまうこともありますが…(笑)。

 第二部は特別支援学級でのPTやOTなどのセラピストの役割について。教育現場での評価を”理論づける”ことが役割だとおっしゃっていました。「この動きができないのはここがこうだから」「この姿勢を取るにはこういうことが必要」などと助言することで、先生方も「やはりそうだったのか」と自信をもてたり、次はこうしようと展開が見えたりするようです。

 教育と医療の連携。視点に違いがあるかもしれませんが、直接人間に関わるという共通点があります。
 教育の視点と医療の視点をもつリハビリテーション体育士はその橋渡しをする存在に成りえます。