メタボリック症候群。今やこの言葉を聞いたことがない人はほとんどいないのではないでしょうか。今年の5月26日に発表された食育白書でも、言葉も意味も知っているという人は9割弱というデータが載っています。

ただ、その予防や改善のために食事や運動に気を使っているは3割弱。知っているけど実行には移せない人が多いようです。

実はこれ、介護予防のための運動継続にも同じようなことが言えます。運動教室に通っている間はからだの動きが変わって、「このまま家でも続けます」と言うものの、いざ家で一人になってしまうとやらなくなってしまうことがほとんどのようです。

続けるコツは一緒に実行する仲間をつくること

「なんか今日はいいかなぁ…」なんて思っていても、いざ顔を合わせるとやる気が出てくることも。一緒に運動すれば、そこに会話も生まれます。

「身体活動への1ドルの投資は将来の医療費3.2ドルの削減につながる」とも言われています。人と会って運動やスポーツをすることにちょっとだけ投資してみるのはいかがですか?身体面以外にも大きな恩恵があるかもしれません。