仙台市宮城野区”元気フィールド仙台”で行われた『ブラインドサッカーアジア選手権2011』の会場に行って来ました。

 ブラインドサッカーは視覚障がいがある方でもプレーできるユニバーサルスポーツ。フィールドプレイヤーはアイマスクを着け、ボールの音とキーパーやコーラーの指示でゴールを狙います。

 私自身サッカーをしてきましたし、脳性麻痺のサッカーにも関わっていましたが、観戦していると「一緒にプレーしたら自分はかなわないだろうな」と感じました。足元の技術は高く、「本当に見えていないのか?」と思うようなスルスル抜いていくこともあります。

 日本代表は3位でパラリンピックロンドン大会への出場は逃してしまいましたが、優勝した中国と比べると[個人技]+[チームとしての戦術]が違うのかなと感じました。機会があったら自分も体験してみたいと思います。

 クリスマス寒波が押し寄せ雪もチラついていましたが、スタンドで観戦する方々は懸命に応援していました。応援スタイルは普段のサッカー日本代表戦とほぼ一緒。違うのは音を頼りにプレーするため、プレー中は応援を止めること。

 こういったユニバーサルスポーツを通して、 障害があっても国の代表になれるし、 頑張れば応援してくれる人々がいるということを、「自分には障害があるから」とふさぎがちな方に知ってほしいと思います。