伊藤です。

3月1日に、分担執筆させて
いただいた本が発売されました。

障がいのある子どもから高齢の方の
運動・スポーツ支援に関する本です。

この本は14章に分かれており、
そのうち私が担当したのは
『運動の苦手な子どもの特徴と支援』
です。

発達障害と診断されている子には、
運動の苦手な子も見られます。

また、診断はされていないけど、

“ある特定の運動が苦手”
という子もいます。

私は障がいのある未就学児から
100歳の高齢者までの
体育支援をしてきましたが、

まれに

「障害の認定はされてないけど
 運動がうまくできなくて…」

と悩んでいる親御さんから、
ホームページを通じて
問い合わせをいただくことが
あるのです。

こういった子や親御さんは

体そのものに障がいはないものの、
「自分だけできない」とか
「仲間に入れない」などと

精神的・社会的側面では
それこそ『障害』を感じている
ことがあります。

今回は、そういったことに
対応してきて感じらる特徴や
支援の工夫をまとめてみました。

できるだけ難しくない言葉を用い、

イラストをたくさん入れて
いただいたので、

「文字だけだと読む気が…」

という方も、手に取る機会が
ありましたら一度ご覧になって
みてください。

運動に限らず、子どもが何かを
学習する際のヒントになるかも
しれませんので。
(大人にも役立つかも)

<この本の特徴>
・内容は14章立てになっています。
 だから、仕事に関連するページや
 関心のあるところから読めます。

・子どもから高齢者、身体障害から
 知的・精神障害など幅広くカバー
 してますので、障害が重複している
 場合も1冊で確認できます。

・イラストが随所に配置されてるので、
 イメージでも捉えやすいです。

日々、障がいのある方や高齢の方に
接する仕事をしている方は、
事業所に1冊置いてスタッフ間で
辞書的に使うのもありでしょう。

ぜひ確認してみてください。

イラスト アダプテッド・スポーツ概論
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パラリンピックの認知度も上がって、
「障がいがあってもスポーツはできる」
と知っている方は増えてきています。

ただ、運動指導やスポーツイベント
をサポートをする場面で
「どいういうことに気をつけたり
 工夫したりするかまでは自信がない」
という声を聞くこともあります。

また、高齢者のデイサービスで

「身体状況の違う方々何人か
 で運動するのに悩む…」
という方も見聞きします。

そういった方々に

「あっ、こうすればいいんだ」
「こういうやり方もあるのか」

と1つでもヒントを得ていただけたら
嬉しく思います。

イラスト アダプテッド・スポーツ概論


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